☕ スペシャルティコーヒーって何?
簡潔に言うと、「品質がとても高いコーヒー豆」のこと。しかしそれだけではなく、
- 産地が明確(どこの農園で誰が育てたかまでわかる)
- 栽培・収穫・精製・焙煎・抽出まで、すべての工程で高い基準をクリア
- 風味が個性的でクリア(フルーツのような酸味、香りを感じられ、甘さの余韻で消えていく)
という特徴を持ってる。
⭐︎コーヒーはフルーツの実の種。品質管理が行き届いているスペシャルティコーヒーは、その土地の個性や風土、品質由来の甘い香りを楽しむ事ができる。(フレーバーコーヒーとは違い、人工的な香料を使用していない点が重要!)
🌍 どこで作られてるの?
スペシャルティは「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道周辺の地域で育つコーヒーチェリーのこと。その中でも特に有名な国は:
- エチオピア(華やかで紅茶っぽいフレーバー)
- コロンビア(バランスがよく、ナッツやチョコ系も)
- ケニア(ジューシーでフルーティー、ちょっとワインっぽい)
- パナマ(特にゲイシャ種が有名。とても華やか)
🧪 どうやって「スペシャルティ」って認定されるの?
- 国際的な評価基準(SCA:スペシャルティ・コーヒー協会)
- カッピング(テイスティング)で 100点中80点以上 を取らないとダメ。
- 欠点豆(味に悪影響を及ぼす豆)が極めて少なくクリーンな味、風味の複雑さを感じられるかが大事。そのため通常グレードのコーヒーと比べると高価になる。
★このようにスペシャリティコーヒーには大切な要素が沢山必要となります。
栽培→収穫→精製処理→選別、仕分け→梱包→出荷→保管方法→焙煎→抽出。
生産者、生豆を輸入するインポーター、それを適切に焙煎するロースター、そして最後に抽出するバリスタ。全員がそれぞれの工程において手を抜く事なくコーヒーと向き合う事ができて初めて『感動的な一杯のコーヒー』と出会うことができる。
だからこそ『スペシャルティコーヒー』と言われるのです。
☕ スペシャルティの楽しみ方
- ドリップで丁寧に淹れると、個性がより引き立つ
- フレーバーノート(例:ラズベリー、ベルガモット、キャラメルなど)を意識して飲むと楽しい
- 流通が少ない浅煎りを飲んでみる(フルーティーさや酸味が際立つ)
🌟 初めて飲むなら?
ちょっと酸味があってもOKなら「エチオピア」や「パナマ」がおすすめ。 バランス重視なら「コロンビア」や「グアテマラ」がオススメ。
♡最後に♡
日常でなんとなくただコーヒーを購入して飲むという消費の為のコーヒーではなく、そこで豆一種類ずつの良さや情報を聞き、自らが選んでそのコーヒーの風味やフレーバー、美味しさを味わい楽しんで貰う事ができて初めてスペシャルティコーヒー本来の価値が生まれ感じることができます。
ぜひそんなご褒美のような感動をおさるcoffeeで体験してみてください☺️